先日、「僕のワンダフル・ジャーニー」の試写会を観にいきました。

この映画、2017年に公開された『僕のワンダフル・ライフ』の続編の2作目の映画です。
私は1作目の方を観たことが無い状態で、今回の2作目を観に行きました。
そこで、「1作目観てないんだけど、いきなり観にいって大丈夫かな?」と思っている方向けに、実際どうだったかという感想をお伝えしようと思います。
結論:1作目は観ていった方が良い!
はい、いきなり結論を出してしまいましたが、1作目は観ておいたほうが良いです!
というのも、この映画、完全に前作の続きから始まります。
なので、前回までの内容や登場人物の関係性についてあんまり詳しい説明や描写がありません。
なんとなく冒頭部分で犬のベイリーが説明してくれるんですが、犬目線のややクセのある言い回し(例えば「家族」のことを「群れ」って呼んだりします。)なので、パッと理解するのが難しいです。
パッと理解できないと物語に集中しきれない時があり、そうすると楽しんで観れなくなります!
というわけで、観ましょう!
時間も100分あれば観れますし、Amazonで数百円で観れます!
1作目を観る時間が無い!という方へ「これだけは頭に入れておきたいポイント」
めっちゃ忙しくて1作目がどうしても観れない方もいるかと思うので、ポイントを3つお伝えしておきます。
ここだけ事前に整理しておけば、1作目を知らなくても物語にある程度集中できるんじゃないかと思います。
※以下『僕のワンダフル・ライフ』のネタバレを含みますのでご注意ください!
① 家族の関係性
まず、整理しておきたいのが話の序盤で犬のベイリーを取り巻く5人の家族の関係性です。
5人を以下に書き出します。
イーサン:ベイリーの飼い主である男性
ハンナ:イーサンの妻
ヘンリー:ハンナの息子
グロリア:ヘンリーの妻
CJ:ヘンリーとグロリアの娘(つまりイーサンとハンナの孫)
序盤はこの5人が話に出てきますが、この状況がなかなか初見で整理できません。
まず、イーサン・ハンナ・ヘンリーの関係について整理します。
ハンナはイーサンと結ばれる前に別の人と結婚していました。
ヘンリーはハンナの1人目の夫との間に生まれた子で、イーサンとハンナの間に生まれた子ではありません。
『僕のワンダフル・ジャーニー』の中でイーサンが「僕は子育てをしたことがないから…」と言うシーンがあるのですが、1作目を観ていなくて、上記の背景を知っていないと「なんで?」ってなってしまいます。
それでもってさらに複雑なのが、ヘンリーは本編に登場しません。
というのも既に亡くなっているからです。
ヘンリーはグロリアと結婚し、CJが生まれてまもなく事故で亡くなってしまいました。
そんなこんなで、イーサンとハンナ、そして犬のベイリーが住む農場に、グロリアとCJも住んでいるというところから物語がスタートします。
最初、グロリアはイーサンとハンナの実の娘なのかと思っていたのですが、そうではなかったようです。
このあたり、最初に整理しておくと楽です。
② ベイリーの得意技とストーリーの動き
ベイリーの得意技の1つに、「イーサンが投げたフットボールを、イーサンを踏み台にして空中でキャッチする」というものがあります。
1作目では、この得意技を転生後のベイリーが披露することで、イーサンはベイリーが転生していたことに気づきます。
ネタバレに繋がることはあまり書きませんが、ベイリーは転生しても前世での記憶や能力を引き継いでいて、それがストーリーを動かすようになっているので、それを頭に入れておくといいと思います。
③「ボスドッグ」という呼び方
主人公の犬であるベイリーは、イーサンにたまに「ボスドッグ」と呼ばれます。
最初、私は「ボスドッグ」は別の犬のことなのかと思ったりしましたが、「ボスドッグ」はベイリーのことです。
もともと1作目からイーサンはベイリーのことをあだ名的な感じで「ボスドッグ」と呼んでいたようです。
さいごに
「映画『僕のワンダフル・ジャーニー』は1作目を観ていなくても大丈夫?」という観点で感想を書きました。
物語の内容については、ジーンとくるところが幾度とあったり、特に犬好きの方にはたまらないようなハートウォーミングな内容になっていると思います。
気になったらぜひ観てみてくださいね!
それでは!
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