神前式では、「誓詞奏上」というイベントがあります。
新郎が「誓詞」という「神様への結婚の報告などが書かれた紙」を読み上げる。そんなイベントです。
私たちが式を挙げた鎌倉の「鶴岡八幡宮」では、その誓詞の大部分は雛形として既に書かれているものを貰うのですが、
新郎・新婦の名前と式の日付だけは、当日に新郎が手書きで記入する必要がありました。
しかも筆字で。
これはかなりプレッシャーかかるんですよ。
大部分は雛形として綺麗な字で書かれてる誓詞に一部分だけ、手書きで記入しなきゃいけない。
下手な字で書くとめちゃくちゃ目立つんですよ。
しかも、この誓詞、式が終わったあと貰えちゃうんですよ。
式当日の字の出来不出来が、今後一生残るというプレッシャー。これはなかなかに大変なことです。
そんな訳で私は筆ペンを用意して、筆字の練習をしました。
自分の名前と妻の名前と式の日付。
延々と多分100回以上書きました。
小学生の頃の漢字の書き取りの宿題を思い出してました。
あの頃は、トメハネとかめちゃくちゃ意識していたのに、いつの間にかグチャグチャに崩れた字を書いていたのを省みました。
誓詞練習はあの頃の初心を思い出せます。
ちなみに筆字のお手本は以下のリンク先のサイトを利用するのがオススメです。
好きな文字を入力すると、それを楷書で表示してくれるとても便利なサイトです。

紙に印刷して、よく観察しながら練習するとすごく上達します!
最後に反省として一つ。
私は練習に筆ペンを使っていたのですが、当日神社で渡されたのは小筆でした。
大体一緒ではあるのですが、微妙に書き味が違うし、墨汁の付け方とかは練習していなかったので、当日ちょっと焦りました。
筆ペンは墨汁を用意しなくて済むところが便利なのですが、当日焦らないための完璧な練習をしたい方は、面倒でも小筆を用意することをオススメします。
以上、参考になれば。
コメント