いま話題の調理家電「ヘルシオ ホットクック」。
「なんかよさそうだけど、実際どんなものが作れるんだろう?」
「買ったけどなかなか使いこなせていない…」
という方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ホットクックを1年半以上使っている私たちが何度もリピートしているおすすめのレシピをすべてご紹介します!
なお、我が家のホットクックの機種は「KN-HT24B」です。細かなメニューなどは機種によって違うかもしれませんが、よろしければご参考ください!
▼ ホットクックのメリット・デメリットはこちらから
カレー・シチュー系
ホットクックのレシピといえば無水カレーが有名ですが、私たちはあまりカレーを食べないので、ここではシチューを2パターンご紹介します。
▼ 無水カレーをつくったときはこのレシピを参考にさせていただきました!美味しかったです!!

ルーを使わずにつくるホワイトシチュー
もともと私たちがホットクックに興味をもったのは、勝間和代さんの『ロジカル家事』という本を読んだことがきっかけでした。
勝間さんはブログやYouTubeでホットクックのレシピを紹介してくださっていて、そのひとつがこの「ルーを使わずにつくるホワイトシチュー」です。自動メニューは「1-2 ビーフカレー」を使用。
シチューといえば今まではルーでつくるのがあたりまえだったので、初めてこのシチューをつくったときは「ほんとにできた…」と感動したことを覚えています。
簡単で美味しいだけでなく、材料の変貌ぶりが楽しい一品です。
ただ、気をつけないと小麦粉がダマになり、もっちりとした団子のようなものが出来上がる時があるのでその点は注意が必要です。材料をしっかり混ぜてくれる「まぜわざユニット」はあるものの、ある程度は具材と馴染ませた方がいいかなと思います。
因みに最近気が付いたのですが「ルーを使わずにつくるホワイトシチュー」はホットクックに同梱されているレシピブックにも載っていて、それには「大きめのビニール袋に具材と薄力粉を入れて振る」という工程がありました。
美味しさをとるか、手軽さをとるか、という感じですかね…!
▼ 勝間さんの書籍『ロジカル家事』はとってもおすすめです!ヘルシオのオーブンもほしくなります。※画像はなぜかホットクック になっていますが書籍です。
▼ 勝間さんのレシピはこちらから
▼ 公式のクリームシチューのレシピはこちら。新しい機種だとクリームシチューのメニューがあるみたいです!

ルーでつくるホワイトシチュー
ルーを使わずに作るシチューに感動したものの、よく作るのはやっぱりルーを使って作るシチューです。
材料とルーをいれてスイッチをいれるだけ。予約もできるので、忙しい時のおたすけレシピとして重宝しています。
自動メニューはこちらも「1-2 ビーフカレー」を使用。レシピブックに「水はパッケージの表示から約250ml減らして入れる」と書いてあるので、ここでもそれを活用しています。
ただ、本来は、ルーや食材の種類、予約かどうかによって水の量は変わるみたいなので、公式レシピを参考にしながらご自身で調整してみてください!

スープ
放っておいてもしっかり煮込んでくれるホットクックはスープとの相性抜群です!
かぼちゃのポタージュ
個人的にはこれが一番おすすめのレシピかもしれません…!
こちらも勝間さんの作り方を参考にさせていただいています。
適当な大きさに切ったカボチャと玉ねぎ、塩と水をいれてスイッチオン。カボチャは冷凍皮付きでもOKです。
出来上がりの前にアラームが鳴るので、牛乳はそのときに投入します。蓋を開けるとすっかりペースト状になっているのでびっくり。
もう一度アラームが鳴ったら出来上がりです。「これだけしか入れてないのに?!」と感動する美味しさです…!
調理時間は約40分で予約も可能。
材料の変貌ぶりも「これぞホットクック!」という感じで、ホットクックの良さを存分に味わえるメニューだと思います!
▼ 勝間さんのレシピ動画はこちら。三部構成になっています。
かんたん参鶏湯
寒い冬にぴったりの参鶏湯。
夫婦共々大好きなメニューですが、見慣れない食材や難しい作業が多そうで、家で作ったことはありませんでした。
しかし、スープ作家・有賀さんのレシピはとってもシンプル。材料もスーパーで買えるものばかりです。
そこで、この材料を一気にホットクックに入れ、自動メニュー「参鶏湯」で作ってみたところ、とっても美味しい…!!
ということで「かんたん参鶏湯」は我が家の冬の定番になりました。

ポトフ
有賀さんのレシピ本『スープ・レッスン』に載っている
・かぶとベーコンのごちそうポトフ
・じゃがいもと塩豚のポトフ
はよくポトフモードでつくります。
材料をすべて内鍋に入れてスイッチをいれるだけで、お肉の旨味をじんわりと感じるおいしいポトフの出来上がり。こちらも秋冬の定番です。
因みに『スープ・レッスン』には他にも旬の野菜を楽しむスープレシピがたくさん載っています。
シンプルな材料ながら野菜のだしがしっかりと出ているスープはどれも体にしみる美味しさで、我が家の食卓にはしょっちゅう登場しています。
とってもおすすめのレシピ本です!※以下のアイキャッチ画像はなぜか別の本の画像になってます…
煮物
スープとおなじくらいよく作るのが煮物です。
かぼちゃの煮物や大根の煮物など、挙げたらキリがないですが、我が家でよく登場するのは次の3つです。
肉じゃが
肉じゃがが簡単にできるのは本当に嬉しいです…!しかも無水!!
材料はレシピブックにも載っていますが、私は元々家で作っていたレシピをそのまま活用しています。
・じゃがいも:3〜4個
・人参:1本
・玉ねぎ:1個
・豚肉 or 牛肉(小間切れ):300g
・砂糖:大さじ2
・醤油:大さじ2
ポイントは、レシピブックに載っている通り「野菜→肉→野菜→肉」の順番でいれること。こうすることで、野菜とお肉がしっかり混ざってくれます。
お肉については、具材を混ぜてくれる「まぜわざユニット」があるとはいえ、塊でいれるとそのまま加熱されてしまうので、ある程度ばらけさせて投入するのがおすすめです。冷凍のお肉でも大丈夫ですが、お肉をバラバラにするために私は解凍してから入れています。
なお、味付けについては「お砂糖なしで十分!」という声もありますが、個人的には普段通り入れたほうが好みの味でした!
ラタトゥイユ
レシピブックに載っているラタトゥイユも美味しいです!
「作り置きもできるし、アレンジもしやすいし」といつも内鍋いっぱいに作るんですが、結局そのまま食べてすぐ無くなっちゃうんですよね…
因みに、料理研究家リュウジさんの「塩ラタトゥイユ」も同じメニューで美味しくできました!
ただ鍋で作る時と違ってお酒の香りがとばないので、もしかしたら少しお酒を控えめにしてもいいかもしれません。
いつもと違う味にしたいときは、ぜひ試してみてください!


ブレイズ(野菜の蒸し煮)
こちらも勝間さんのブログで知ったレシピです。
「勝間さんがきっかけで作り始めました!」という声を見かけることも多く、ホットクックユーザの方々に愛されているレシピなんだなと感じます。
材料は、そのとき冷蔵庫にあるものと塩とオリーブオイルだけ。
それなのに「ほんとに塩とオリーブオイルだけ?!」と言いたくなる旨みが出てくるから不思議です。
冷蔵庫に残っている野菜で一品作れるスーパーレシピだと思います!
鍋
鍋もホットクックとの相性はばっちりです!
といっても、ご紹介する2つのメニュー以外はあまり作ったことがないので、今後挑戦していきたいと思います!
▼ キムチ鍋大好きなので作ってみたい…!
おでん
練り物と出汁がセットになっているおでんセットを内鍋にいれて、そこに大根やじゃがいもなど好きな具材を追加。家にある出汁パックも1つ追加して、最後に具材が浸るくらいの水をいれてスイッチオン。
予約もできるので、外出前にセットしていけば、帰ってきてすぐにしみっしみの大根が食べられます。最高です。
なお、レシピブックに
ねりもの(はんぺんなど)のような調理中にふくらむ食材は、ふきこぼれなどの原因となるため、加熱しないでください。材料表に記載のねりもの(ちくわ、さつま揚げ)は、記載の分量以上は加熱しないでください。
と書いてある通り、具材によっては注意が必要です。
白菜と豚肉のミルフィーユ鍋
白菜と豚肉を交互に重ねて、レシピ通り中華スープの素をいれれば準備完了。
豚肉はバラ肉だと油がじわっとしみる感じ、小間切れ肉だとさっぱりします。どちらも美味しいので、その時の我が家のお肉の在庫状況にあわせて使い分けています。
予約はできませんが、白菜と豚肉を重ねるだけなので比較的作りやすいのではないかと思います!
因みにこれは我が家だけかもしれませんが、この料理は結構内鍋にこびりつくので洗うのが大変です。
なので、そんなときは無理にこすらず、後述する「重曹でのお手入れ」をやるようにしています。重曹をいれて放っておくだけなので、気負うことなくできるのが嬉しいポイントです。
▼ 私はいつもこちらのレシピの分量で作ってます!
その他
カテゴリに入れられませんでしたが、こんな感じで使うこともあります!
野菜を蒸す
野菜を蒸すときにもホットクックを使います。
特にお世話になっているのがかぼちゃ。かぼちゃサラダをつくるときに使いますが、あっという間にめちゃくちゃやわらかくなるので重宝しています。
その他ハンバーグに添える野菜や、ポテトサラダ・コロッケに使うじゃがいもなど、個人的には結構使うタイミングがあるメニューです。
レンジを使ったほうが洗い物は少なくなりますが、様子をみながらレンジに出し入れする手間を考えると、ホットクックも結構いいなと思っています。
鶏ハム(サラダチキン)
いわゆる低温調理ができるのもホットクックの特徴です。
その中で個人的によく作るのが鶏ハム。いわゆるサラダチキンです。
ジップロックに塩をすりこんだ鶏むね肉をいれて袋をとじ、その袋自体が浸るくらいの水を一緒に内鍋に入れてスイッチオン。お肉は冷凍のままでもOKです。
めちゃくちゃ簡単なのに、とっても美味しくなるのでほんとびっくりです…!
こちらのレシピを参考にさせていただいていますが、たまに赤い部分が残っている時があるので、温度や時間はその都度調整しています。
ジップロックにいれてるので洗い物も簡単、準備も簡単、しかも美味しい。三拍子揃ったメニューです。
おわりに
今回はホットクックのおすすめレシピをご紹介しました。
ホットクックを使い始めたばかりの頃は「使いこなしたいけど、レシピブック以外のメニューはどうやって使えばいいのかわからない…」と悩んでいましたが、最近ようやく少しずつ使い方がわかってきたので、今回この記事を書いてみました。
少しでもお役に立てたら嬉しいです!
▼ ホットクックのメリットやデメリットはこちら
▼ 最新のホットクックはこちら(2020年11月現在)
番外編:お手入れ方法と最新情報
因みに日々ホットクックを使っていると、少しずつ汚れが気になってくると思います。
特に頑固なこびりつきは、こすっても落ちないことも多く、一時期私も結構ストレスでした。
しかし、そんなときは重曹でお手入れするのがおすすめです。水と重曹を入れるだけであとは放っておけますし、スポンジでなでるだけでこびりつきが取れるのでとっても楽です。
昔は「重曹でのお手入れ=大掃除など特別なときにやること」と思っていましたが、すごく楽なので最近はよくやっています。
▼ お手入れはこちらの記事を参考にさせていただいています。我が家も重曹は大さじ1〜3くらいですが十分綺麗になります。

また、2020年9月、フッ素加工の内鍋が発売されました。これめちゃくちゃ嬉しいですね…!!
いままでのホットクックシリーズにも使えるとのことなので、我が家も購入を検討しています。ありがとうシャープさん…!!
▼ フッ素加工の内鍋はこちら。大人気だからか公式にもAmazonにも在庫がありませんでした…気長に待つしかないようです…(2020年11月現在)

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